日本からはいずれも初めてのオリンピックとなる4人が出場し、このうち、昨シーズンの世界選手権で2位に入った24歳の松本遥奈選手は2回とも安定した滑りで難度の高い技を決め、84.25をマークして予選3位で13日の決勝に進みました。
また、18歳の高校3年生、冨田せな選手も「思い切りやるしかない」と臨んだ2回目に、66.75をマークし、7位で決勝進出を決めました。
一方、今井胡桃選手は54.75で15位、大江光選手は51.00で17位にとどまり、決勝に進むことはできませんでした。
スノーボード女子ハーフパイプは半円筒形のコースを滑りながら「エア」と呼ばれる空中での演技の高さや技の難度を競う競技で、予選では24人の選手が2回ずつ滑り、よい方の得点の上位12人が決勝に進みます。
日本からはいずれも初めてのオリンピックとなる4人が出場し、このうち、昨シーズンの世界選手権で2位に入った24歳の松本遥奈選手は2回とも安定した滑りで難度の高い技を決め、84.25をマークして予選3位で13日の決勝に進みました。
また、18歳の高校3年生、冨田せな選手も「思い切りやるしかない」と臨んだ2回目に、66.75をマークし、7位で決勝進出を決めました。
一方、今井胡桃選手は54.75で15位、大江光選手は51.00で17位にとどまり、決勝に進むことはできませんでした。
松本「笑顔で滑ることができた」
日本選手トップの3位で決勝進出を決めた松本遥奈選手は「2本目は自分としてはうまくいかなかったですが、点数が出てびっくりしました。自分がいちばん大切にしている笑顔で滑ることができました」とうれしそうに話しました。そのうえで、メダル獲得の期待がかかる13日の決勝に向け「練習の成果を発揮して自分が納得できる滑りをしたいです」と力強く話していました。
冨田「楽しく滑ることができた」
オリンピック初出場で予選を7位で通過し決勝進出を決めた18歳の冨田せな選手は「すごく緊張しましたが楽しく滑ることができました。1回目が終わった時点で決勝に進めるか、ぎりぎりだったので、『やるしかない』という思いで滑りました」と笑顔で振り返りました。13日の決勝に向けては「自分の持ち味であるかっこよさを出せるように思い切って滑りたいです」と意気込んでいました。
今井「悔しい気持ちでいっぱい」
予選敗退となった今井胡桃選手は「結果を残して、支えてくれた人たちに恩返しをしたかったが、自分の最高の演技ができなくて悔しい気持ちでいっぱいです」と話していました。
大江「悔しいし 申し訳ない」
予選敗退となった大江光選手は「たくさんの人に応援してもらったのに決勝に進めなくて悔しいし、申し訳ないです」と涙で言葉を詰まらせながら話していました。