ともに自己じこベスト更新こうしん カギは“最初さいしょのジャンプ”にあり

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Feb 21, 2018 17:02
Furigana
Japanese newspaper
フィギュアスケートの女子じょしシングルで、日本にっぽん宮原みやはら知子ともこ選手せんしゅ坂本さかもと花織かおり選手せんしゅは、ともに自己じこベストの得点とくてん更新こうしんしてメダルをねらえるこう位置いちにつけました。こう得点とくてん要因よういんとなったのは、最初さいしょのジャンプでした。宮原みやはら選手せんしゅは、大会たいかいまえから「ジャンプの回転かいてん不足ふそく」を一番いちばん課題かだいにあげていました。得点とくてんげんとなる、最初さいしょの「さん回転かいてんルッツ」と「さん回転かいてんトーループ」の連続れんぞくジャンプで回転かいてん不足ふそくをとられることがおおく、大会たいかい序盤じょばんおこなわれた団体だんたい演技えんぎではふたつのジャンプともに回転かいてん不足ふそく判定はんていされ得点とくてんびませんでした。

団体だんたいのあと日本にっぽんもどって調整ちょうせいした宮原みやはら選手せんしゅは、回転かいてん不足ふそくをとられないジャンプをぶために「踏み切ふみきりでしっかりがることと、ちゃくこおりのときにエッジ全体ぜんたいりるように意識いしきした」と練習れんしゅうんできました。

そして、いちにち冒頭ぼうとうさん回転かいてん連続れんぞくジャンプは、「自分じぶんちからでしっかりがってりた」と、回転かいてん不足ふそくがなくできえの加点かてんもつくジャンプとなりました。

この最初さいしょ連続れんぞくジャンプの点数てんすうだけで団体だんたいときよりてんたかくなった宮原みやはら選手せんしゅは、自己じこベストをいちさん更新こうしんするななきゅうよんよんにつけました。

一方いっぽう坂本さかもと選手せんしゅもフリーでの出場しゅつじょうとなった団体だんたいで、「だれにもけない」と自信じしんっていた演技えんぎ冒頭ぼうとうの「さん回転かいてんフリップ」と「さん回転かいてんトーループ」の連続れんぞくジャンプでミスがて「あせりがた」と本来ほんらいちから出し切だしきれず、出場しゅつじょうしたにんちゅう最下位さいかいわりました。

くやしいおもいは二度にどとしたくない」と奮起ふんきした坂本さかもと選手せんしゅは、「最初さいしょのジャンプは絶対ぜったいめる」と、練習れんしゅう取り組とりくみました。いちにちは、みっつのジャンプすべてを基礎きそてんたかくなる演技えんぎ後半こうはんなんたかいプログラムでしたが、課題かだいにあげた最初さいしょさん回転かいてん連続れんぞくジャンプを「いちばんいいジャンプができた」と成功せいこうさせると、そのままながれにってミスなく演技えんぎえました。

坂本さかもと選手せんしゅ自己じこベストをいちはちよん更新こうしんするななさんいちはちこう得点とくてんスタートとなりました。

ともに最初さいしょのジャンプをめてこうスタートをったにんさん選手せんしゅとのは、宮原みやはら選手せんしゅきゅうさん坂本さかもと選手せんしゅろくきゅうで、メダルをねらえるこう位置いちにつけました。

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