選手たちは、メダルをかけて23日夜8時すぎから行われる、地元韓国との準決勝に向けて、午後1時から競技会場の「カンヌンカーリングセンター」で練習しました。
練習は、準決勝で使われるシートで行われ、22日、練習を休んだリードの吉田夕梨花選手も元気な姿を見せました。
そして、選手たちは「曲がりすぎだ」、「もう少し強めに投げて」などと声を掛け合いながら、終始、笑顔でストーンを投げていました。
スキップの藤澤五月選手は、「氷とストーンの状態をもう1回、チェックした。体力的にも精神的にもとてもリラックスしていていい状態で練習ができた。予選リーグ後半に負けが続いてしまったが、5勝できたからこそこの場にいれる。切り替えて準決勝を楽しむ。目の前の1投に集中できたらいいかな」と意気込んでいました。
キャプテンの本橋麻里選手は、「予選リーグの最終戦のときはフワフワしていたが、きょうは地に足がついていて、緊張しすぎでも、リラックスしすぎでもなく、いい状態だ。地元の韓国が相手ですごい声援のなかでの試合になると思うが、光栄なことだし予選リーグで敗退したチームの分までいいプレーを見せるのがベスト4のチームだ」と話していました。
カーリング女子で、日本は予選リーグ5勝4敗の成績で4位となり、初めての準決勝進出を決めました。
選手たちは、メダルをかけて23日夜8時すぎから行われる、地元韓国との準決勝に向けて、午後1時から競技会場の「カンヌンカーリングセンター」で練習しました。
練習は、準決勝で使われるシートで行われ、22日、練習を休んだリードの吉田夕梨花選手も元気な姿を見せました。
そして、選手たちは「曲がりすぎだ」、「もう少し強めに投げて」などと声を掛け合いながら、終始、笑顔でストーンを投げていました。
スキップの藤澤五月選手は、「氷とストーンの状態をもう1回、チェックした。体力的にも精神的にもとてもリラックスしていていい状態で練習ができた。予選リーグ後半に負けが続いてしまったが、5勝できたからこそこの場にいれる。切り替えて準決勝を楽しむ。目の前の1投に集中できたらいいかな」と意気込んでいました。
キャプテンの本橋麻里選手は、「予選リーグの最終戦のときはフワフワしていたが、きょうは地に足がついていて、緊張しすぎでも、リラックスしすぎでもなく、いい状態だ。地元の韓国が相手ですごい声援のなかでの試合になると思うが、光栄なことだし予選リーグで敗退したチームの分までいいプレーを見せるのがベスト4のチームだ」と話していました。
“完全にアウェー” 予選リーグの韓国戦を振り返る
カーリング女子で日本は、23日夜の準決勝で対戦する韓国と予選リーグでも対戦し、7対5で競り勝ち、唯一の黒星をつけています。
韓国と対戦したのは日本が2連勝で迎えた第3戦で、客席からの大声援を受けた相手に主導権を握られ、我慢のプレーを強いられました。
後半最初の第6エンドに1点を勝ち越され、続く第7エンドには、有利な後攻で、スキップ、藤澤五月選手のショットをミスして相手に1点を与え、リードを広げられました。
しかし、藤澤選手は「なんとなく日本への応援に聞こえた」とここから高い集中力を見せました。
第8エンドに1点を返したあと第9エンドは不利な先攻ながら徹底的に「ドローショット」で狙った場所にストーンを配置していきました。
これに対して、韓国も日本に複数得点を与えないようストーンをはじき出すショットで応戦しました。それでも最後は韓国が難しいショットを選ばざるをえない展開に持ち込み2点を奪って逆転しました。
そして、最終の第10エンドにも日本はつかんだ流れを相手に渡さず1点を追加し、7対5で勝ちました。
この試合について藤澤選手は、「スイープを担当する選手3人がすごくがんばってくれたし、しっかり我慢してショットをつないでくれた。試合中に少しずつ修正できたところがよかったし、しっかり我慢する、いい試合ができた」と話し、粘り強く戦うことが勝因につながったと振り返っていました。そのうえで、「たくさんの観客の中での試合はオリンピックのだいご味だし楽しいゲームだった」と完全にアウェーの雰囲気の中での戦いも前向きに受け止めていました。