2016年度に30日以上学校を休んだ小学生と中学生は、約13万4000人でした。この中には、体の調子が悪くて病院に行っても、「心の問題だ」と言われて十分な検査や治療を受けることができない子どももいました。
埼玉県立小児医療センターの医師たちは、おなかが痛かったりして1か月に10日以上学校を休んだ27人の子どもの病気の治療をしました。
医師たちは治療をしながら、心の問題についても子どもと話したりしました。その結果、27人のうち20人がまた学校に行くことができるようになりました。
医師の1人は「子どもの病気を早く見つけて、しっかり治療をすることが大切です」と話しています。