オレンジと
緑色の
塗装で
鉄道ファンなどに「
湘南色」の
呼び名で
親しまれてきた
JRの
車両が
16日、
関東地方の
路線から
引退しました。
引退したのはオレンジと
緑色の
塗装が
特徴の
115系と
呼ばれる
車両です。
この塗装は旧国鉄時代の昭和25年に初めて採用され、当時、神奈川県の湘南地域を走る東海道線で使われたことにちなんで鉄道ファンなどに「湘南色」の呼び名で親しまれてきました。
この車両は現在、群馬県内を走る両毛線や上越線などで使われていますが、ダイヤ改正によって16日、関東地方の路線から引退しました。
ターミナル駅の高崎駅には地元の人や鉄道ファンなどが訪れ、写真を撮るなどして引退を惜しんでいました。
JRによりますと、この車両は、銀色を基調としたステンレス製の車両に交代するということです。
JR東日本高崎支社運用車両課の塚田隆弘副課長は「自分も国鉄時代から関わってきた車両なので引退は寂しい。長年活躍した車両なので、お疲れさまと言ってあげたい」と話していました。