アメリカのロサンゼルスでその美しい姿に似合わない鳴き声が長年、住民を悩ませています。あまりの苦情の多さにロサンゼルス郡が「餌(えさ)やり」を禁じる条例の検討に入りました。
100年以上前にロサンゼルス北部の高級住宅地に持ち込まれて以来、街のシンボルのように住民らから愛されてきました。
ところが、最近ではその数が増えすぎてしまい、「鳴き声で眠れない」「ふんが落ちてくる」といった苦情が相次いでいます。
ロサンゼルス郡は8日、クジャクに餌やりを禁止する条例の検討を全会一致で可決しました。
また、クジャクを捕まえた場合はロサンゼルスから少し離れた地域へ移動させ、総数が増えないようにするということです。