バイデン次期大統領は「国防総省と予算管理局のトップからの妨害に遭っている。国家安全保障上の重要な問題についてトランプ政権からの情報共有を受けられていない」と述べました。
バイデン氏はトランプ政権において国家安全保障に関わる機関の多くで空席ポストが放置されたままだったり、モラルの低下が見られたりすると懸念を示しました。これまでに国防総省のミラー長官代行がクリスマス休暇を理由にバイデン陣営との政権引き継ぎ作業の一時中止を幹部に指示するなどバイデン陣営との対立が深まっていました。また、バイデン氏は中国との関係について価値観を共有する民主主義国家との連携を通じて対抗する考えを改めて示し、政権発足後、同盟国との関係強化を図ることを強調しました。