感染拡大が
続く新型コロナウイルス
対策として、
政府は
緊急事態宣言を
出すことを
検討しています。
これについて
京都大学の
西浦博教授が、
新たにシミュレーションを
行った
結果、
東京都の
感染者数を
十分に
減少させるには、
昨年の
緊急事態宣言と
同等の
レベルの
効果を
想定しても2
月末まで
かかるとみられることが
分かりました。
去年4
月に
初めて緊急事態宣言が
出された
際には、
数理モデルを
使った
感染症の
分析が
専門で
京都大学の
西浦博教授のシミュレーション
結果を
根拠に、
人と
人との
接触を
極力8
割減らすことが
呼びかけられました。
今回、再び緊急事態宣言が検討されていることについて、西浦教授が改めて東京都の今後の感染者数の推移をシミュレーションしました。
シミュレーションは、感染者1人が何人に感染させるかを示す「実効再生産数」と呼ばれる数値を使って行われました。