アメリカの
連邦議会に
トランプ大統領の
支持者らが
乱入した
事件をめぐっては、
司法当局による
捜査が
続いていて、13
日にはオリンピックの
水泳の
金メダリストの
男も
訴追される
など、
発生から1
週間が
たった今も
検挙が
相次いでいます。
アメリカの
連邦議会に
暴徒化したトランプ
大統領の
支持者らが
乱入した
事件をめぐっては、
これまでに70
人以上が
訴追されています。
事件の発生から1週間がたった13日には、2004年と2008年の2度のオリンピックで金メダルを獲得した水泳のクリート・ケラー元選手が、不法侵入の疑いで訴追されたことが明らかになりました。
裁判所に提出された資料によりますと、水泳の専門メディアが、ケラー元選手が連邦議会の中でアメリカ代表チームのジャケットを着て映像に映っていると指摘したことで、訴追につながったということです。
また、非番だった2人の警察官も、不法侵入の疑いで訴追されたほか、これまでに南部ウエストバージニア州の州議会議員の男や東部ニューヨーク州にある裁判所の裁判官の息子なども検挙されています。
こうした司法当局の捜査は、現場で撮影された写真や動画などをもとに進められていて、首都ワシントンでは、バス停に設置された液晶スクリーンに乱入した人物の写真が掲載され、検挙につながる情報には5万ドル、日本円にして、およそ520万円の懸賞金を出すとしています。
ローゼン司法長官代行は13日、声明を発表し、引き続き情報提供を呼びかけるとともに、今後も捜査は続くとしていて、逮捕者などはさらに増えるとみられています。