インドネシアのスラウェシ
島西部で
現地時間の15
日未明、マグニチュード6.2の
地震があり、
建物が
倒壊する
などして、
これまでに
少なくとも8
人が
死亡、
およそ1
万5000
人が
避難を
余儀なくされています。インドネシアの
防災当局によりますと、スラウェシ
島の
西スラウェシ
州で
現地時間の15
日午前2
時半ごろ、
日本時間の
午前3
時半ごろ、マグニチュード6.2の
地震がありました。
この地震による津波はありませんでした。
西スラウェシ州のマジェネでは、住宅などの建物が倒壊したり、大きく壊れたりしていて、これまでに少なくとも8人が死亡、637人がけがをし、およそ1万5000人が避難を余儀なくされています。
防災当局が公開した現地からの映像では、がれきの下敷きになっている女性が撮影者の問いかけに対し、「隣にいる女性もまだ生きていて、話もできている。身動きがとれない」などと話す様子が確認できます。
地元当局が住民たちの救助や避難所の設置を急いでいますが、周辺の複数の道路が寸断され、ほかの地域から救助隊が入るのが困難な状況だということです。
今回、大きな被害が出ているマジェネからおよそ500キロ離れた同じスラウェシ島の中部スラウェシ州では2018年に地震と津波が発生し、4000人以上が犠牲となっています。