大阪市で
開かれている
卓球の
全日本選手権は
男女シングルスの
準決勝が
行われ、
女子では
東京オリンピックの
代表に
内定している
伊藤美誠選手が2
連覇を
目指した
早田ひな
選手に
競り勝って
決勝に
進みました。
全日本選手権は
大会最終日の17
日、
男女シングルスの
準決勝が
行われました。
このうち女子で2年ぶりの優勝を目指す伊藤選手は、去年優勝した同じ20歳の早田選手と3年連続で準決勝で対戦しました。
伊藤選手は第1ゲームを落としましたが、第2ゲームと第3ゲームは強化してきたラリーで早田選手の強打を返してポイントを奪い、この2ゲームを取りました。
この後、早田選手の緩急をつけた攻めに苦しみ、2ゲームを続けて落としました。
あとがなくなった第6ゲームは、持ち味のサーブで崩してポイントを重ねるなど11対8で奪い、勝負は去年と同じ、最終の第7ゲームまでもつれました。
このゲームも競り合いとなりましたが、伊藤選手は8対8の勝負どころで早田選手の強打を返してポイントするなど3連続ポイントを奪って11対8で取りました。
伊藤選手はゲームカウント4対3の逆転勝ちで、早田選手に競り勝ち、決勝に進みました。
5年ぶりの優勝を目指す石川佳純選手はおととしの大会で準優勝した高校1年生の木原美悠選手と対戦しました。
石川選手は先に3ゲームを奪った後、木原選手の強烈なバックハンドに押されて2ゲーム続けて落としました。
それでも第6ゲームは落ち着いた試合運びで11対6で取りました。
石川選手はゲームカウント4対2で勝って、2年連続で決勝に進みました。
決勝は、伊藤選手と石川選手という東京オリンピックの内定選手どうしの顔合わせとなりました。