中国でスパイ罪に問われた日本人2人の懲役刑が確定しましたが、罪の内容などについては明らかになっておらず、長年の友人はJNNの取材に「早く真実が知りたい」とコメントしています。
中国での刑が確定したのは、スパイ行為に関わったとして2016年に拘束され懲役6年の判決を受けた日中青年交流協会の鈴木英司理事長と、2015年に拘束され懲役12年の判決を受けた札幌市の男性です。2人は一審を不服として上訴していましたが、去年の判決公判で棄却されたということです。
中国では2015年以降、15人の日本人が「スパイ行為」の疑いで拘束され、少なくとも9人が実刑判決を受けていますが、いずれもどのような行為が罪に問われたかは明らかになっていません。