インドネシア・ジャカルタ発の国内線の旅客機が海に墜落した事故で、12日、ブラックボックスが海中から回収されました。
事故は9日午後、スリウィジャヤ航空182便が乗客乗員62人を乗せ、ジャカルタの国際空港を離陸しておよそ4分後にジャワ島とカリマンタン島の間の海域に墜落したものです。
12日、海中の捜索にあたっていたインドネシア海軍のダイバーが、運航データなどを記録したブラックボックスを回収しました。墜落した機体は、墜落前の1分たらずの間に3000メートル以上高度を下げたことがわかっていて、政府の調査チームは、機体が速度を落とすことなく海面に衝突した可能性を指摘しています。