米国で販売されたドッグフードから高濃度のカビ毒アフラトキシンが検出され、米食品医薬品局(FDA)がリコールの範囲を拡大して獣医師や飼い主に注意を呼びかけました。
FDAによると、問題のドッグフードはミッドウエスタン・ペットフードが製造した「スポートミックス」の一部の製品。同社が昨年12月30日から自主回収していましたが、13日には対象を拡大して、オクラホマ州の製造工場で製造したトウモロコシを原料とする製品も対象にすると発表しました。対象となるのは消費期限が2022年7月9日までの製品で、日付やロットのコードに「05」の記載があるものです。
アフラトキシン中毒を起こしたペットは、元気がなくなったり肝臓の損傷による黄疸(おうだん)を引き起こしたり、食欲喪失、嘔吐(おうと)、下痢などの症状を発症することがあります。