米自治領プエルトリコで12月31日、大規模な停電が発生しました。送電網の障害が原因とみられます。ピエルルイシ知事がX(旧ツイッター)で明らかにしました。
電力会社のLUMAエナジーによると、停電は現地時間午前5時半に発生し、当初は顧客の9割近くが電力を失いました。米東部時間午後6時の時点で、顧客の7割以上に当たる約110万世帯が依然停電に見舞われています。復旧には24〜48時間かかる見込みということです。
ピエルルイシ知事は一部地域で復旧作業が始まっていることを明らかにしました。
プエルトリコの電力供給は不安定で、これまでもたびたび大規模な停電が発生しており、人々にとって長年不満の種となっています。過去数十年、送電網の近代化は遅々として進んでいません。