東京消防庁は餅を小さく切って食べやすい大きさにすることなど注意を呼びかけています。
東京消防庁によりますと、ことしの正月三が日、東京都内では73歳から84歳までの9人が餅をのどに詰まらせて病院に搬送されました。
このうち、いずれも自宅で餅を食べていた板橋区の70代の男性と練馬区の80代の男性の2人が亡くなったということです。
東京消防庁は
▽餅は小さく切って食べやすい大きさにし、急いで飲み込まずゆっくりとかんでから飲み込むこと、
▽食べる前に水を飲んでのどを潤しておくこと、
▽小さな子どもやお年寄りと一緒に食事をする際には、食べる様子を見守って注意を払うことなどを呼びかけています。
また、万が一、のどに詰まってしまった場合は周りの人が背中を手のひらでたたいてはき出させるなど、応急手当ての方法も知っておいてほしいとしています。