鎌倉市の「神奈川県立大船フラワーセンター」では、「ヘビイチゴ」や「マムシグサ」など、ことしの干支のヘビにまつわる名前がついた植物13種類を温室に集めて展示しています。
このうち園芸品種の「コブラ」は、波打つような葉の形がコブラに似ていることから、この名前が付けられました。
また「ジャノメエリカ」は、細かなピンク色の花のおしべの先が黒く、ヘビの目のように見えることから、この名前で呼ばれています。
このほか、英語の名前が「ジャパニーズスネークゴード」で、“日本のヘビウリ”を意味する「カラスウリ」なども展示され、訪れた人たちはゆっくり見て回って楽しんでいました。
横浜市から訪れた小学生の男の子は「ヘビに似ていたり、似ていなかったりするいろいろな植物があって、おもしろかったです」と話していました。
「神奈川県立大船フラワーセンター」の榎本浩園長は「へびにちなんだ形や名前の由来を見ながら楽しんでもらえたら。季節によって姿が違うのも見どころです」と話していました。
この展示会は今月26日まで開かれています。