金価格の上昇を受け、スイスの高級腕時計メーカー、ロレックスの金時計の価格が今年に入り約14%上昇したことが分かりました。価格動向を追跡する複数の愛好家のウェブサイトから明らかになりました。スチール製モデルの上昇幅が平均3%にとどまったのとは対照的です。
ロレックス有数の人気モデル「デイトナ」の上昇幅が最も大きい。例えば、オイスターフレックスブレスレットを備えたホワイトゴールドモデルの場合、希望小売価格は3万8100ドル(約599万3900円)と昨年の3万5000ドルから急上昇。イエローゴールドの「GMTマスター」もロレックスのウェブサイト上で、7%近い上昇となる4万3300ドルの値段が付いています。
CNNはロレックスにコメントを求めたものの、返答は得られていません。ただ、ロレックスは毎年値上げを行っており、昨年は金価格の上昇が主因で金時計の値段が2倍に跳ね上がりました。
世界の中央銀行が利下げに動いた昨年、金価格は27%上昇しました。