警察庁は事故を詳しく分析し、効果的な対策や注意の呼びかけを行っていきたいとしています。
警察庁によりますと、去年1年間に交通事故で死亡した人は全国で2663人と、前の年より15人減りました。
死者数を都道府県別に見ると、
▽東京都が146人と最も多く、次いで
▽愛知県が141人、
▽千葉県が131人などとなっています。
一方、亡くなった人のうち、65歳以上の人は1513人と全体の56%あまりを占めました。
これは前の年よりも47人増え、2015年以来の増加となりました。
また、去年1年間の事故の発生件数は速報値で29万792件と、前の年よりも1万7138件減りました。
政府はことし 2025年までに交通事故の死者数を2000人以下にすることを目標にしていて、警察庁は事故を詳しく分析するなどして、効果的な対策や注意の呼びかけを行っていきたいとしています。