気象庁によりますと、日本付近は冬型の気圧配置となっていて、日本海側を中心に四国などでも雪が降っています。
8日午前6時までの6時間に降った雪の量は
▽岐阜県飛騨市河合で24センチ、
▽富山市の猪谷で23センチ、
▽福井県大野市九頭竜で18センチ、
▽福島県只見町で17センチなどとなっています。
寒気の流れ込みが続くため、10日にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となるおそれがあります。
9日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで
▽新潟県と北陸、東北、それに岐阜県で70センチ、
▽中国地方で50センチ、
▽北海道で40センチ、
▽近畿で35センチ、
▽山口県と四国で20センチ、
▽九州北部で5センチと予想されています。
その後、10日朝までの24時間には、
▽新潟県と北陸、東北、岐阜県、それに中国地方で70センチ、
▽北海道と近畿で50センチ、
▽山口県と四国で30センチ、
▽九州北部で7センチの雪が降ると予想されています。
その後も雪が降り、積雪が増えるおそれがあります。
また、風や波も強まり、北日本から西日本では海上を中心に非常に強い風が吹く見込みで、予想より冬型の気圧配置が強まった場合、暴風のおそれがあります。
東日本と西日本の日本海側の海上では、10日にかけて大しけが続く見込みです。
気象庁は、大雪による交通への影響に警戒するとともに、電線や樹木への着雪による停電、雪崩、強風、それに高波に十分注意するよう呼びかけています。
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。