穴水町の中心部にある穴水小学校は、地震で大きな被害を受けたため、去年9月から、校庭に建てられた仮設の校舎で授業を行っています。
3学期初日の8日は全校児童130人余りが登校し、玄関で元気よくあいさつして校舎の中に入っていきました。
3年生の教室で行われた朝の会では、子どもたちが冬休みの思い出として「おせち料理を食べて楽しいお正月だった」などとクラスメートに報告していました。
続いて体育館で始業式が行われ、吉村明美校長が「皆さんが生活できるのは多くの人の応援があるからです。感謝を忘れずに3学期を過ごしましょう」と呼びかけました。
3年生の男子児童は「冬休みは横浜の中華街に行って楽しかったです。去年は避難所にいたので、普通のお正月を迎えられてよかったです」と話していました。
3年生の担任の奥野雅貴教諭は「子どもたちが元気に登校し、3学期を迎えられてうれしいです」と話していました。