東南アジアのタイでこのほど、スペイン人の女性がゾウ1頭に襲われて死亡しました。女性は同国南部ヤオヤイ島にある動物保護区域で、当該のゾウに水浴びをさせていました。地元警察が明らかにしました。
22歳のこの女性は3日、ボーイフレンドと一緒にゾウの飼育センターでゾウ1頭を水浴びさせていました。すると「パニック状態」になったとみられるゾウが、牙で女性を突き刺したということです。警察がCNNの取材に明らかにしました。
ゾウを水浴びさせるのはタイの動物保護区域を訪れた観光客に人気のアクティビティーとなっています。タイには野生のゾウと飼育されているゾウの両方が生息しています。
女性はボーイフレンドとタイで人気の観光地、プーケット島に滞在し、日帰りでヤオヤイ島を訪れていました。警察幹部によると、飼育センターの所有者は3日、この事故を警察に通報。現在捜査が行われています。