「イーロン・マスク氏のファンと称する男性は、実はマスク氏本人だった」とする説を否定したジャーナリストが、自身のXアカウントを停止され、Xに問題の記事のリンクを投稿することもできなくなったと訴えています。
ジャーナリストのジャクリーン・スウィート氏は、英紙スペクテイターへの寄稿で、フィジー在住と思われるエイドリアン・ディットマンという名の男性のXアカウントについて、マスク氏本人のアカウントではないと指摘しました。
ディットマン氏のアカウントは、マスク氏に対して好意的な内容を頻繁に投稿していました。声もマスク氏と不気味なほど似ており、X上で何度かマスク氏と会話を交わしたこともあります。自分はさまざまな場所で育って今はオセアニアに住んでいますが、追いかけられるのが怖いのでそれ以上の情報は明かしたくないとも述べていました。
マスク氏がXで別人になりすましているのではないかという説は、ここ数日の間にさまざまなメディアが取り上げていました。しかしスウィート氏は、スイス人のハッカーやジャーナリストのライアン・フェー氏とともに調査に乗り出し、ディットマン氏を名乗るアカウントが実際に、フィジー在住のエイドリアン・ディットマン氏という男性のものだったことを突き止めました。