地中海の無人島で現代インフラに頼らない生活を30年あまり続けていた男性、マウロ・モランディさんが死去しました。85歳でした。文明世界に戻ってからわずか3年後の死となりました。
モランディさんはサルディーニャ島沖のブデッリ島に一人暮らしをしているところが確認され、メディアから「ロビンソン・クルーソー」のあだ名を付けられました。自身の孤独な生活に誇りを持っていました。
モランディさんは1989年、消費主義や社会そのものから脱出しようとポリネシアへ向かう航海を試みたところ、乗っていた双胴船が難破。その直後から管理人として島に滞在し続けました。