台風10号の強い風や雨で、多くの場所で被害が出ました。
宮崎県宮崎市では、とても強い風で800以上の家が壊れました。市役所では2日、被害を受けた人たちが壊れた家の写真などを見せて、「り災証明書」を申し込んでいました。災害で家が壊れた人が市などに助けてもらうときは、「り災証明書」が必要です。
70歳ぐらいの男性は、風で屋根が壊れて、壁に穴が開いたと話していました。この男性は「早く保険のお金をもらって、家を直したいです」と話していました。
大分県国東市では、雨がたくさん降って川の水があふれました。国東市では、家に水が入った人が「り災証明書」を申し込んでいます。
家の天井が壊れた男性は「窓を開けることができないぐらい雨が降って驚きました」と話していました。