アメリカ・ルイジアナ州で、ハリケーンによって被害を受け放置されていた高層ビルが爆破で解体されました。
7日、爆破されたこのビルは、地元のシンボル的な存在でしたが、4年前に猛威を振るったハリケーン「ローラ」と「デルタ」で窓ガラスが割れるなどの被害を受けました。
建物の内部に雨水が入り込み、修繕が必要な状態でしたがこれまで放置されてきました。
地元紙によりますと、このビルを所有していた不動産会社が修繕にかかる費用1億6700万ドル、当時のレートでおよそ175億円を巡って保険会社と法廷闘争をしていたということです。
その後、両者の間で和解が成立し、爆破での解体が決まりました。