岸田総理大臣は、
今月21
日から
アメリカを
訪問することになりました。
退任前の
最後の
外国訪問となり、バイデン
大統領をはじめ
在任中に
信頼関係を
築いた
各国の
首脳と
意見を
交わし、
外交成果を
次の
政権に
円滑に
引き継ぎたい
考えです。
これは、林官房長官が閣議のあとの記者会見で明らかにしました。
それによりますと、岸田総理大臣は、今月27日に投開票が行われる自民党総裁選挙を前に今月21日から4日間の日程でアメリカを訪問します。
バイデン大統領の地元・デラウェア州で、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国の枠組み=クアッドの首脳会合に臨むのに加え、ニューヨークでの国連総会にあわせて開かれる気候変動を含めた地球規模の課題などを話し合う会合に出席し、演説を行う予定です。
林官房長官は「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた幅広い分野での実践的な協力を一層深化させるとともに、各国首脳との会談を通じて緊密な連携を確認する」と述べました。
岸田総理大臣にとっては、退任前の最後の外国訪問となり、アメリカのバイデン大統領をはじめ、在任中に信頼関係を築いた各国首脳と意見を交わし、外交成果を次の政権に円滑に引き継ぎたい考えです。