来月の
大型連休を
前に
中国で
大規模な
観光博覧会が
開かれ、
日本各地の
自治体が
それぞれの
観光地の
魅力を
紹介しました。
この観光博覧会は、中国の建国記念日にあたる「国慶節」の大型連休が来月1日から始まるのを前に南部の広州で開かれています。
日本からは、外国人観光客を呼び込んで地域の活性化を図りたい15の自治体や団体が参加しました。
このうち、熊本県のブースでは、中国でも人気のアニメ「クレヨンしんちゃん」のキャラクターが登場し、熊本城や各地の温泉の魅力をPRしていました。
また、福岡県のブースでは、外国人観光客にも人気の地元の伝統工芸品やグルメなどを訪れた人に説明していました。
このほか来年の大阪・関西万博のブースも設けられ、会場のイメージ映像を流して紹介していました。
日本政府観光局によりますと、ことし1月から7月までに日本を訪れた中国人観光客の数は推計で384万人余りで、新型コロナ流行前の水準には戻っていないものの、去年の同じ時期と比べると4倍以上に増えているということです。
日本政府観光局広州事務所の西目圭樹次長は「国慶節の連休には多くの観光客の来日が期待されるので、PRに力を入れていきたい」と話していました。