大阪の
会社が
製造したグミを
食べて
体調不良を
訴えるケースが
相次いでいる
問題で、
武見厚生労働大臣は、
麻薬取締部の
立ち入り検査の
結果、
東京都内の
店舗で
販売されていたグミから
大麻に
近い成分が
検出されたことを
明らかにしました。
近く、
この成分を
指定薬物として
所持や
流通を
禁止する
方針です。
東京や大阪では、ことしに入ってから、大阪の会社が製造している同じグミを食べた人が病院に搬送されるなど体調不良を訴えるケースが相次いでいて、厚生労働省の麻薬取締部は先週、東京や大阪の販売店などを立ち入り検査しました。
これに関連して武見厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で、東京都内の1店舗で販売されていたグミから法律で規制されていない大麻に近い成分の「HHCH」が検出されたことを明らかにしました。
そのうえで、「早ければ今週中には指定薬物とし、指定日から10日以内に所持・使用・流通を禁止することを検討している。類似の化合物が出現することも予想されるため、包括指定についても速やかに検討していく」と述べました。
そして、武見大臣は「大麻グミと称するものは危険なので摂取しないよう、国民にも注意を喚起したい」と注意を呼びかけました。