フィギュア NHK杯はい2023【速報そくほう中ちゅう】アイスダンスで開幕かいまく

最新さいしんの情報じょうほうを速報そくほうでお伝おつたえしていきます。

記事きじ後半こうはんでは今こん大会たいかいに出場しゅつじょうする日本にっぽん勢ぜいの選手せんしゅを詳くわしく紹介しょうかいしています。

NHKでは大会たいかいのもようを総合そうごうテレビやBS1などで中継ちゅうけいでお伝おつたえし、NHKプラスで同時どうじ配信はいしんします。

《大会たいかい 速報そくほう中ちゅう》

NHK杯はいが開幕かいまく アイスダンス リズムダンスで始はじまる

NHK杯はいは、最初さいしょの種目しゅもく、アイスダンスの前半ぜんはん、リズムダンスが始はじまり、大会たいかいが開幕かいまくしました。日本にっぽん勢ぜいでは、6回かい目めの出場しゅつじょうとなる小松原こまつばら美里みさと選手せんしゅとティム コレト選手せんしゅのカップルが第だい1グループ、全体ぜんたいの2番目ばんめに登場とうじょうします。

◆アイスダンス 見みどころ

アイスダンスには9組くみが出場しゅつじょうします。日本にっぽんの小松原こまつばら美里みさと選手せんしゅとティム コレト選手せんしゅのカップルはダイナミックな演技えんぎが持ち味もちあじで、世界せかい上位じょういの実力じつりょくを持もつ選手せんしゅたちに、去年きょねんの9位いからどこまで順位じゅんいを伸のばすことができるか注目ちゅうもくされます。この種目しゅもくを引っ張ひっぱりそうなのが、オリンピックに3大会たいかい連続れんぞくで出場しゅつじょうしているイタリアのシャルレーヌ・ギニャール選手せんしゅとマルコ・ファブリ選手せんしゅのカップルです。昨さくシーズンはヨーロッパ選手権せんしゅけんで初はつ優勝ゆうしょう、世界せかい選手権せんしゅけんでも2位いと過去かこ最高さいこうの成績せいせきを残のこしました。昨さくシーズンの世界せかい選手権せんしゅけん4位い、イギリスのライラ・フィラー選手せんしゅとルイス・ギブソン選手せんしゅのカップルも優勝ゆうしょう争あらそいに絡からんできそうです。

【スタートリスト】アイスダンス リズムダンス

1.ローレイン・マクナマラ/アントン・スピリドノフ（アメリカ）

3.エミリー・ブラッティ/イアン・サマービル（アメリカ）

4.マリー ジャード・ローリオ/ロマン・ルギャック（カナダ）

5.ロイシア・デムージョ/テオ・ルメルシエ（フランス）

6.アリソン・リード/サウリウス・アンブルレビチウス（リトアニア）

7.ユーリア・トゥルッキラ/マティアス・ベルスルイス（フィンランド）

8.ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン（イギリス）

9.シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ（イタリア）

公式こうしき練習れんしゅうが終了しゅうりょう まもなく開幕かいまくへ

今こんシーズンのグランプリシリーズ最終さいしゅう戦せん、NHK杯はいは、24日にちから3日間にちかん、大阪おおさか 門真かどま市しで行おこなわれ、初日しょにちは男女だんじょシングルとペアのショートプログラム、それにアイスダンスのリズムダンスが行おこなわれます。出場しゅつじょうする選手せんしゅは、24日にち朝あさから会場かいじょうのリンクで最後さいごの調整ちょうせいとなる公式こうしき練習れんしゅうに臨のぞみました。

女子じょしシングルの選手せんしゅたちは午前ごぜん8時じすぎにリンクに入はいり、このうち、右足みぎあしの疲労ひろう骨折こっせつによる休養きゅうようから復帰ふっきした樋口ひぐち新しん葉は選手せんしゅは次々つぎつぎとジャンプを決きめたほか、最後さいごまでスピンやステップの動うごきを確認かくにんしていました。グランプリシリーズでは2021年ねんのフランス大会たいかい以来いらいの表彰台ひょうしょうだいを目指めざします。一方いっぽう、昨さくシーズンのグランプリファイナルで優勝ゆうしょうした三原みはら舞まい依よ選手せんしゅは右みぎ足首あしくびに痛いたみを抱かかえる中なか、痛いたみ止とめを飲のんで出場しゅつじょうするということで、練習れんしゅうでは時折ときおり、右足みぎあしを気きにするしぐさを見みせながらも繰り返くりかえしジャンプを跳とんで感触かんしょくを確たしかめていました。

また、男子だんしシングルで優勝ゆうしょうを争あらそうことが予想よそうされる大会たいかい2連覇れんぱ中ちゅうの宇野うの昌あきら磨みがく選手せんしゅと北京ぺきんオリンピックの銀ぎんメダリスト、鍵山かぎやま優ゆう真ま選手せんしゅはそろって午前ごぜん11時じすぎにリンクに入はいりました。2人にんはいずれも曲きょくをかけた練習れんしゅうで4回転かいてんジャンプを着き氷こおりするなど順調じゅんちょうな調整ちょうせいぶりを見みせていました。午前ごぜん11時じすぎには会場かいじょうが開門かいもんされ、午前ごぜん11時半じはんごろ、宇野うの選手せんしゅと鍵山かぎやま選手せんしゅが練習れんしゅうを終おえると観客かんきゃくから大おおきな拍手はくしゅが送おくられて2人にんは充実じゅうじつした表情ひょうじょうでリンクをあとにしました。

大会たいかいはこのあと午後ごご0時じ25分ふんに、最初さいしょのアイスダンスのリズムダンスが始はじまります。日本にっぽんからは小松原こまつばら美里みさと選手せんしゅとティム コレト選手せんしゅのカップルが出場しゅつじょうします。

《競技きょうぎ日程にってい》

【11月つき24日にち(金きん)】

12:25 アイスダンス リズムダンス

14:15 女子じょしシングル ショートプログラム

16:15 ペア ショートプログラム

19:00 男子だんしシングル ショートプログラム

【11月つき25日にち(土ど)】

11:50 アイスダンス フリーダンス

13:50 女子じょしシングル フリー

17:10 ペア フリー

19:30 男子だんしシングル フリー

【11月つき26日にち(日び)】

13:20 エキシビション

《今こん大会たいかい出場しゅつじょうの日本にっぽん勢ぜい》

＝＝男子だんしシングル＝＝

宇野うの 昌あきら磨みがく（うの・しょうま）

生年月日せいねんがっぴ：1997年ねん12月つき17日にち

身長しんちょう：158cm

【主おもな戦績せんせき】

2023年ねん 世界せかい選手権せんしゅけん 優勝ゆうしょう

2022年ねん 北京ぺきん五輪ごりん 男子だんしシングル 銅メダルどうめだる

2022年ねん 北京ぺきん五輪ごりん 団体だんたい戦せん 3位い

2022年ねん グランプリファイナル 優勝ゆうしょう

2022年ねん 全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけん 優勝ゆうしょう

2022年ねん 世界せかい選手権せんしゅけん 優勝ゆうしょう

【プロフィール】

愛知あいち県けん出身しゅっしんの25歳さい。5歳さいのとき、地元じもとのスケートリンクで、のちにバンクーバーオリンピックの女子じょしシングルで銀メダルぎんめだるを獲得かくとくする浅田あさだ真央まおさんに声こえをかけられてスケートを始はじめました。早はやくから難なん度どの高たかいジャンプに挑戦ちょうせんし、2014年ねんにジュニアのグランプリファイナルで4回転かいてんトーループを決きめて優勝ゆうしょうを果はたすと、シニア転向てんこう1年ねん目めの2016年ねんには世界せかいで初はじめて大技おおわざの4回転かいてんフリップを成功せいこうさせました。その後そのご、4回転かいてんループや4回転かいてんサルコーも成功せいこうさせ、一気いっきに世界せかいのトップ選手せんしゅに上り詰のぼりつめました。

オリンピックでは20歳さいで初はつ出場しゅつじょうした2018年ねんのピョンチャン大会たいかいで銀メダルぎんめだる、去年きょねんの北京ぺきん大会たいかいで銅メダルどうめだるを獲得かくとくしています。また世界せかい選手権せんしゅけんも2連覇れんぱ中ちゅうと、世界せかいの舞台ぶたいで安定あんていした成績せいせきを残のこしています。

昨さくシーズンはフリーに4種類しゅるい5本ほんの4回転かいてんジャンプを組み込くみこんだ高こう難なん度どの構成こうせいで、世界せかい選手権せんしゅけんをはじめ出場しゅつじょうしたすべての大会たいかいで優勝ゆうしょうしました。一方いっぽうでことしは、シーズンオフにアイスショーなどに積極せっきょく的てきに出演しゅつえんして表現ひょうげんの幅はばを広ひろげることに力ちからを注そそいだほか、フリーの4回転かいてんジャンプはサルコーを除のぞいた3種類しゅるいに絞しぼってより完成かんせい度どの高たかい演技えんぎを目指めざしています。

鍵山かぎやま 優ゆう真しん（かぎやま・ゆうま）

生年月日せいねんがっぴ：2003年ねん5月つき5日にち

身長しんちょう：160cm

【主おもな戦績せんせき】

2022年ねん 北京ぺきん五輪ごりん 男子だんしシングル 銀メダルぎんめだる

2022年ねん 北京ぺきん五輪ごりん 団体だんたい戦せん 3位い

2022年ねん 世界せかい選手権せんしゅけん 2位い

2020年ねん NHK杯はい 優勝ゆうしょう

【プロフィール】

神奈川かながわ県けん出身しゅっしんの20歳さい。父親ちちおやでコーチの正和まさかずさんはアルベールビルとリレハンメルの2大会たいかい連続れんぞくでオリンピック男子だんしシングル代表だいひょうとして出場しゅつじょうしました。その父ちちの影響えいきょうで3歳さいからフィギュアスケートに親したしみ、5歳さいから本格ほんかく的てきに取り組とりくみ始はじめました。

2019年ねん、16歳さいで臨のぞんだ全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんで3位いに入はいり、一躍いちやく注目ちゅうもくを集あつめると、翌年よくねんのユースオリンピックで金メダルきんめだるを獲得かくとくして世界せかいの舞台ぶたいでも存在そんざい感かんを示しめしました。その後そのごも国内外こくないがいの大会たいかいで安定あんていした成績せいせきを残のこし、2022年ねんの北京ぺきんオリンピックでは、初はつ出場しゅつじょうの18歳さいとは思おもえない落ち着おちついた演技えんぎを見みせて自己じこベストを更新こうしんする310点てん台だいの高こう得点とくてんをマークし銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしました。トーループ、ルッツ、ループの3種類しゅるいの4回転かいてんジャンプの安定あんてい感かんに加くわえて、動うごきの芸術げいじゅつ性せいと高たかいスケーティング技術ぎじゅつが持ち味もちあじです。

表現ひょうげん力りょくにさらに磨みがきをかけようと、今こんシーズンからはイタリア出身しゅっしんのソチオリンピック銅どうメダリスト、カロリーナ・コストナーさんをコーチに迎むかえ、完成かんせい度どの高たかい演技えんぎを目指めざしています。去年きょねん7月つきに負おった左ひだり足首あしくびのケガの回復かいふくは順調じゅんちょうで、NHK杯はいでは2020年ねん以来いらい2回かい目めの優勝ゆうしょうをねらいます。

壷井つぼい 達也たつや（つぼい・たつや）

生年月日せいねんがっぴ：2002年ねん12月つき17日にち

身長しんちょう：165cm

【主おもな戦績せんせき】

2023年ねん ワールドユニバーシティーゲームズ 2位い

2022年ねん GPシリーズフィンランド大会たいかい 4位い

2022年ねん 全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけん 9位い

2022年ねん 世界せかいジュニア選手権せんしゅけん 3位い

【プロフィール】

愛知あいち県けん出身しゅっしんの20歳さい。シニアに転向てんこうして2年ねん目め、伸のびやかな滑すべりが持ち味もちあじの成長せいちょう著いちじるしい若手わかて選手せんしゅです。シニアの大会たいかいではまだ大おおきな実績じっせきはないものの、2018年ねんのジュニアの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんで初はつ優勝ゆうしょう、去年きょねんのジュニアの世界せかい選手権せんしゅけんでは3位いと順調じゅんちょうに実績じっせきを積つんできていて、今こんシーズンはさらなる飛躍ひやくが期待きたいされています。一方いっぽうで、フィギュアスケートと勉学べんがくを高たかいレベルで両立りょうりつする文武ぶんぶ両道りょうどうを目指めざしていて、高校こうこう3年生ねんせいの時ときには一時いちじ的てきに競技きょうぎから離はなれて勉強べんきょうに集中しゅうちゅうし、スポーツ科学かがくを学まなべる国立こくりつの神戸こうべ大学だいがくに現役げんえきで合格ごうかくしました。

そして、大学だいがく入学にゅうがくを機きに拠点きょてんを神戸こうべに移うつし、北京ぺきんオリンピック女子じょしシングルで銅メダルどうめだるを獲得かくとくした坂本さかもと花織かおり選手せんしゅや三原みはら舞まい依よ選手せんしゅなどとともに練習れんしゅうを重かさねています。NHK杯はいは初はつ出場しゅつじょうです。

＝＝女子じょしシングル＝＝

青木あおき 祐奈ゆうな（あおき・ゆな）

生年月日せいねんがっぴ：2002年ねん1月つき10日にち

身長しんちょう：156cm

【主おもな戦績せんせき】

2022年ねん 全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけん 7位い

【プロフィール】

神奈川かながわ県けん出身しゅっしんの21歳さい。荒川あらかわ静香しずかさんが金メダルきんめだるを取とった、トリノオリンピックの演技えんぎを見みて憧あこがれ、5歳さいでフィギュアスケートを始はじめました。ジュニア時代じだいから難なん度どの高たかいジャンプに挑いどみ、12歳さいで出場しゅつじょうしたジュニアのグランプリシリーズでは当時とうじ女子じょしでは成功せいこうした選手せんしゅが少すくなかった3回転かいてんルッツと3回転かいてんループの連続れんぞくジャンプを決きめて注目ちゅうもくを集あつめました。シニアの主要しゅよう大会たいかいではまだ目立めだった実績じっせきはありませんが、昨さくシーズンの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんで自己じこ最高さいこうの7位いに入はいるなど着実ちゃくじつに力ちからを伸のばしてきています。

今こんシーズンはショートプログラムの振り付ふりつけをみずから行おこなうなど、さらなる成長せいちょうを目指めざします。NHK杯はいは初はつ出場しゅつじょうです。

樋口ひぐち 新しん葉は（ひぐち・わかば）

生年月日せいねんがっぴ：2001年ねん1月つき2日にち

身長しんちょう：152cm

【主おもな戦績せんせき】

2022年ねん 北京ぺきん五輪ごりん 女子じょしシングル 5位い

2022年ねん 北京ぺきん五輪ごりん 団体だんたい 3位い

2021年ねん GPシリーズフランス大会たいかい 3位い

【プロフィール】

東京とうきょう都と出身しゅっしんの22歳さい。3歳さいでフィギュアスケートを始はじめ、全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでは2014年ねんから3年ねん連続れんぞくで表彰ひょうしょう台だいに上あがるなどジュニア時代じだいから高たかい実力じつりょくを見みせてきました。スピードのあるスケーティングから繰り出くりだす高たかさと幅はばのあるジャンプが持ち味もちあじで、その後そのごも国内外こくないがいの大会たいかいで安定あんていした成績せいせきを残のこしていましたが、2018年ねんのピョンチャンオリンピックでは直前ちょくぜんの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんでのミスが響ひびいて代表だいひょう入いりを果はたせませんでした。

その悔くやしさをバネに、技術ぎじゅつ面めん、メンタル面めんともに成長せいちょうし初はつ出場しゅつじょうとなった去年きょねんの北京ぺきんオリンピックの女子じょしシングルではショートプログラムとフリーの両方りょうほうでトリプルアクセルを決きめて5位いに入はいりました。

一方いっぽうで昨さくシーズンは、右足みぎあしひ骨ひこつの疲労ひろう骨折こっせつの影響えいきょうで10月つき以降いこうの試合しあいをすべて欠場けつじょうし治療ちりょうに専念せんねんしてきました。今こんシーズンはケガからの復活ふっかつを目指めざすシーズンになります。

ことし3月つきには大学だいがくを卒業そつぎょうし、社会しゃかい人じんとして新あらたな1歩ほを踏み出ふみだした樋口ひぐち選手せんしゅ。最近さいきんのマイブームはサウナだということです。

三原みはら 舞まい依よ（みはら・まい）

生年月日せいねんがっぴ：1999年ねん8月つき22日にち

身長しんちょう：157cm

【主おもな戦績せんせき】

2023年ねん 世界せかい選手権せんしゅけん 5位い

2022年ねん GPシリーズイギリス大会たいかい 優勝ゆうしょう

2022年ねん GPシリーズフィンランド大会たいかい 優勝ゆうしょう

2022年ねん GPファイナル 優勝ゆうしょう

2022年ねん 全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけん　2位い

【プロフィール】

兵庫ひょうご県けん出身しゅっしんの24歳さい。小学しょうがく2年生ねんせいの時ときにテレビで見みた浅田あさだ真央まおさんに憧あこがれてフィギュアスケートを始はじめると、すぐにその才能さいのうを開花かいかさせ、早はやくから世界せかいの舞台ぶたいを経験けいけんしてきました。しかし2015年ねん、原因げんいん不明ふめいで関節かんせつに炎症えんしょうが出でる難病なんびょう『若年じゃくねん性せい特発とくはつ性せい関節かんせつ炎えん』を発症はっしょう。治療ちりょうを続つづけながら2017年ねんには四よん大陸たいりく選手権せんしゅけんで優勝ゆうしょうするなどしましたが、その2年ねん後ごには筋力きんりょくや体力たいりょくが急激きゅうげきに低下ていかしていく原因げんいん不明ふめいの体調たいちょう不良ふりょうで再ふたたび休養きゅうようを強しいられました。

それでも、自身じしんの体からだと向き合むきあいながら少すこしずつ練習れんしゅう量りょうを増ふやし、昨さくシーズンはグランプリファイナルで優勝ゆうしょう。さらに全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんでは2位いと、結果けっかを残のこしました。小ちいさな体からだを目めいっぱい使つかった豊ゆたかな表現ひょうげん力りょくと安定あんてい感かんのある演技えんぎを持ち味もちあじに、今こんシーズンはさらなる飛躍ひやくを目指めざします。

体調たいちょう不良ふりょうによる療養りょうよう中ちゅうにファンから贈おくられた手紙てがみやぬいぐるみなどが宝物ほうもつだといい、お守おまもりとして試合しあい会場かいじょうに持ち込もちこんで心こころの支ささえにしているということです。

＝=ペア＝＝

長岡ながおか 柚ゆず奈（ながおか・ゆな）/森口もりぐち 澄きよし士し（もりぐち・すみただ）

生年月日せいねんがっぴ：2005年ねん7月つき13日にち/2001年ねん12月つき29日にち

身長しんちょう：155cm/174cm

【プロフィール】

ことし5月つきに結成けっせいされたばかりのフレッシュなペアです。

長岡ながおか選手せんしゅは北海道ほっかいどう出身しゅっしんの18歳さいでペアに挑戦ちょうせんするのはこれが初はじめてです。

森口もりぐち選手せんしゅは京都きょうと府ふ出身しゅっしんの21歳さい。3年ねん前まえからシングルと並行へいこうしてペアにも挑戦ちょうせんし始はじめ、昨さくシーズンは別べつの選手せんしゅとのペアで出場しゅつじょうしたジュニアの世界せかい選手権せんしゅけんで4位いに入はいるなど、すでに国際こくさい舞台ぶたいを経験けいけんしています。

長岡ながおか選手せんしゅはことし1月つきに行おこなわれた全国ぜんこく高校こうこう選手権せんしゅけんに女子じょしシングルで出場しゅつじょうして10位い、森口もりぐち選手せんしゅも去年きょねんの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけん男子だんしシングルで7位いに入はいるなど、それぞれシングルでも高たかい実力じつりょくを持もっています。今回こんかいのNHK杯はいが2人にんでの国際こくさい大会たいかいデビューとなります。

＝＝アイスダンス＝＝

小松こまつ原げん 美里みさと（こまつばら・みさと）/ティム コレト

生年月日せいねんがっぴ：1992年ねん7月つき28日にち/1991年ねん6月つき17日にち

身長しんちょう：158cm/187cm

【主おもな戦績せんせき】

2023年ねん 四よん大陸たいりく選手権せんしゅけん 7位い

2022年ねん 全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけん 2位い

2022年ねん GPシリーズカナダ大会たいかい 7位い

2022年ねん NHK杯はい 9位い

【プロフィール】

カップルを結成けっせいして8年ねん目めです。

小松原こまつばら選手せんしゅは岡山おかやま県けん出身しゅっしんの30歳さい。ジュニア時代じだいにアイスダンスを始はじめ、その後そのごはイタリアに渡わたってイタリア人じん選手せんしゅとのカップルで活躍かつやくしました。

コレト選手せんしゅはアメリカ出身しゅっしんの31歳さい。2013年ねんにシングルからアイスダンスに転向てんこうし、韓国かんこくやノルウェーの選手せんしゅとカップルを組くんできました。

2人にんは2016年ねんにカップルを結成けっせいすると翌年よくねんに結婚けっこんして夫婦ふうふとなり、公私こうし両面りょうめんでパートナーとなりました。『日本にっぽん武たけ尊たかし（やまとたけるのみこと）』にちなんで名付なづけたコレト選手せんしゅの日本にっぽん名めい「小松原こまつばら尊たかし（こまつばら・たける）」には、日本にっぽんへの尊敬そんけいの念ねんが込こめられています。

2人にんはカナダを練習れんしゅう拠点きょてんとし、1メートル90センチ近ちかい、コレト選手せんしゅの長身ちょうしんを生いかしたダイナミックなリフトや豊ゆたかな表現ひょうげん力りょくを持ち味もちあじに、全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんでは2018年ねんから2021年ねんまで4連覇れんぱ、カップルとして初はつ出場しゅつじょうとなった去年きょねんの北京ぺきんオリンピックでは、団体だんたいで日本にっぽんの銅メダルどうめだる獲得かくとくに貢献こうけんしました。NHK杯はいは6回かい目めの出場しゅつじょうで2020年ねん以来いらいの優勝ゆうしょうをねらいます。