動画アプリ「ティックトック」を傘下に持つ中国のネット大手バイトダンスが、ビデオゲームぶもんから撤退する意向であることが29日までに分かりました。実施されれば数百人規模の人員整理につながるとみられます。
同社はビデオゲーム制作を手掛けるブランド「朝夕光年(Nuverse)」を来月閉鎖する予定。中核事業に注力する狙いがあるということです。事情に詳しい人物がCNNに明らかにしました。
閉鎖の発表は社内向けに27日に行われたと、この人物は付け加えました。詳細が公表されていないとして、取材には匿名で応じた。Nuverseは依然一部の業務と従業員を維持する見込みですが、具体的な人数は明らかにされていません。
バイトダンスは今後、未発売のゲームの開発を停止します。既存のタイトルについては売却を図るということです。
また2021年に買収したビデオゲーム開発会社Moontonに関しても買い手を探しています。