旧統一教会をめぐる
問題で、
永岡文部科学大臣は、
いわゆる宗教2
世の
人たちから
意見の
聞き
取りを
行っていると
明らかにしました。
文部科学省は、
教会への
質問権の
行使で
得られた
情報に
加え、
宗教2
世や
弁護士からの
意見を
踏まえ、
教会に対する解散命令を
請求するか
どうか
判断することにしています。
先月、文部科学省は旧統一教会に対して宗教法人法に基づく「質問権」を初めて行使し、組織運営や収支、財産に関する資料などをき9日までに提出するよう求めています。
これに関連して、永岡文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で「これまで『全国霊感商法対策弁護士連絡会』に加え、宗教2世の方など被害者からも意見をうかがっている」と述べ信者の親を持ち、信仰を強要されたなどと訴えるいわゆる宗教2世の人たちから意見の聞き取りを行っていると明らかにしました。
文部科学省は、旧統一教会への質問権の行使で得られた情報に加え、宗教2世や被害者の支援活動にあたっている弁護士などからの意見を踏まえ、教会に対する解散命令を請求するかどうか判断することにしています。