警視庁によりますと17日午後4時ごろ、東京 新宿区住吉町の都道の交差点付近で、走行中の都営バスが急ブレーキをかけて止まりました。
当時、車内には30人から40人ほどの乗客がいて、このうち30代から80代の男女5人が、転倒したり、手すりにぶつかったりして軽いけがをしました。
これまでの調べで、バスの運転手は前を走っていたタクシーが交差点で止まったのに気付くのが遅くなったと話しているということです。
現場は都営新宿線の曙橋駅近くの片側2車線の都道で、バスは新宿駅西口から練馬区方面に向かっていたということです。
警視庁が運転手から事情を聞くなどして当時の状況を調べています。
東京都交通局は「けがをされている方にはおわび申し上げます。乗務員への指導を徹底して参ります」としています。