【こちらで詳しく】渋谷駅の工事とは? 運休や減便の状況 代わりの移動手段は?
この影響で、山手線の外回りは大崎駅から渋谷駅を経由し池袋駅に向かう区間で、7日の始発か8日の終電までの、およそ540本すべて運休となっています。
ほかの区間の運行本数も、
▽外回りの池袋駅から東京駅を経由し大崎駅に向かう区間は日中は3割から4割ほどに、
▽内回りの池袋駅から渋谷駅を経由し大崎駅に向かう区間は日中は7割ほどに減少します。
JR渋谷駅ではこの2日間でのべ4000人の作業員が工事を進めることになっていて、7日の朝はホームの一部の撤去や、バールを使って線路を枕木ごと動かす作業を行っていました。
JR東日本によりますと53万人に影響が出ると見られるということで、運休区間を並走する埼京線などが増便され、東京メトロや都営地下鉄などで振り替え輸送が行われています。
JR東日本建設工事部の芹澤卓哉マネージャーは「今回の線路切り替えは作業量も多く難易度の高い工事ですが、安全に作業を進めあさっての朝を迎えられるよう工事を進めたい。ご不便をおかけするがご協力をいただきたい」と話していました。
東京・調布市に住む40代の女性は「朝起きて山手線の運休を知り、びっくりしましたし、やはり困ります。これから母親と上野に行く予定ですが山手線が運休なので地下鉄で向かうことにします」と話していました。 神奈川県から2歳の娘を連れて訪れたという30代の夫婦は「品川駅から山手線に乗ってくる予定でしたが、運休だと知って大崎駅から埼京線に乗り換えて来ました。いつもより乗り換えが増え、子どものベビーカーもあるので移動が大変です」と話していました。
渋谷駅の利用者 通常とは異なる移動手段に戸惑う声