今シーズン、
鳥インフルエンザで
処分されるニワトリ
などの
数は、8
日茨城県で
報告された
ケースが
鳥インフルエンザと
確定した
場合、
合わせて
およそ998
万羽となり、これまで
最多だった2020
年からのシーズンの
処分数を
上回り、
過去最多と
なる見込みとなっています。
鳥インフルエンザは今シーズン、去年10月28日に岡山県倉敷市と北海道厚真町で発生が確認されたあと過去にないペースで相次ぎ、農林水産省によりますと、養鶏場などでの発生は23道県の55か所とすでに1シーズンでは最多の件数となっていて、処分の対象のニワトリなどの数はおよそ905万羽に及んでいます。
これに加え、8日新たに茨城県城里町の養鶏場で鳥インフルエンザの疑いがあるケースが報告されていて、農林水産省によりますと、遺伝子検査で確定した場合、処分されるニワトリなどの数は今シーズン合わせておよそ998万羽となり2020年から2021年にかけてのおよそ987万羽を上回って過去最多となる見込みだとしています。
鳥インフルエンザは今シーズン大規模な養鶏場での発生が相次いでいて、先月には青森県三沢市の養鶏場で1か所として過去最多となるニワトリおよそ139万羽が処分されました。
農林水産省は、消毒や鶏舎にウイルスを運ぶ小動物を入れないようにする対策の徹底などを呼びかけています。