将棋の
八大タイトルの1つ、「
王将戦」の
第1
局が
静岡県で
行われ、タイトルを
持つ藤井聡太五冠(20)が
挑戦者の
羽生善治九段(52)に
勝利し、タイトル
防衛に
向けて
好スタートを
切りました。
「王将戦」は8日、第1局が静岡県掛川市で始まり、2日目の9日は、後手の羽生九段が8日の対局終了時に次の1手を書いた「封じ手」から再開しました。
対局はほぼ互角の形勢で進み、羽生九段が相手陣地へ踏み込むと藤井五冠も攻め合う姿勢を見せるなど、一進一退の攻防が続きました。
藤井五冠は大駒の「飛車」を失うも、守りを固めながら攻め続けて徐々にリードを広げ、午後5時47分、羽生九段が91手までで投了。
タイトル戦として「初顔合わせ」となったシリーズの初戦は、藤井五冠が白星をあげ、▽「叡王」▽「棋聖」▽「王位」▽「竜王」に続く今年度5回目のタイトル防衛へ好スタートを切りました。
対局後、
藤井五冠は「
飛車を
取られ、
攻めがうまく
続くか
どうかきわどいかなと
思っていた。
想定していない
手を
指され、
長考することが
多かったので、
羽生九段は
自分にないものを
持たれていると
感じた。
対局を
振り返って、
次局以降、
内容を
良くしたい」と
話していました。
一方、
タイトル通算100
期獲得に
向けて
初戦を
落とした
羽生九段は「
藤井五冠は1
手1
手深い読みで
指されていて、
細かい変化を
もっと掘り下げて
考える必要が
あると
感じた。
気持ちを
切り替えて
次の
対局に
集中したい」と
話していました。
「王将戦」七番勝負はことし3月にかけて日程が組まれ、第2局は今月21日と22日に大阪 高槻市で行われる予定です。
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