日本バドミントン協会では元職員の着服や補助金の不正な申請など不祥事が相次ぎ、去年11月に管理監督責任をとって関根義雄会長など協会幹部が辞任しました。
その後、ガバナンス強化や事務局の機能強化に向けて新会長の外部からの招へいを目指していましたが、14日に開かれた臨時理事会で、サッカーのJリーグで去年までの8年間チェアマンを務めた村井氏が新たに理事に就任することが承認されました。
協会によりますと、村井氏は今月22日の臨時評議員会で理事就任が承認されたあとひとまず副会長となり、ことし6月の理事改選で新会長に就任する予定だということです。
日本バドミントン協会の毛利達彦専務理事は「Jリーグチェアマンとしての経験があり、スポーツ団体経営では有数の方だ。また、ビジネスマンとしての実績も申し分なく、経験とノウハウをお借りしていきたい。バドミントン界以外からの目で見た新しい改革をやってくれることを期待している」と話していました。