台湾の半導体受託製造最大手のTSMCが「日本で2カ所目の工場の建設を検討している」と発表しました。
台湾に本社を置く半導体受託製造世界最大手のTSMCは12日、オンラインで開催した業績説明会で「日本で2カ所目の工場を建設することを検討している」と発表しました。
TSMCは現在、熊本県に工場を建設中で、熊本の工場は2024年後半にも稼働したいとしています。
TSMCはアイフォーンで知られるアメリカのアップル社などと取引を行う大手の半導体メーカーです。
世界最大規模の生産能力を持ち、最先端の機器に搭載される回路線幅3ナノメートルの半導体の量産にも成功するなど高い技術を有しています。