太陽の
一部が
欠けたように
見える「
部分日食」が、
国内では
およそ半年ぶりに
各地で
観測されました。「
部分日食」は
太陽と
月と
地球が
一直線上に
並び、
地球から
見て、
太陽の
一部が
月に
隠れる現象です。
国内では去年12月以来、およそ半年ぶりで、今回は、午後4時ごろに欠けはじめ、午後6時半ころまでに終わりました。
21日は、雲が広がった関東や九州地方の一部などを除いて、晴れたところが多く、各地で観測することができました。
太陽が最も隠れた割合は那覇市で79%、東京都で35%、札幌市で17%などとなりました。
また、インドや中国などでは太陽が指輪のような形に見える「金環日食」になりました。
次に日本で日食が見られるのは3年後の2023年4月で、この時は九州南部など一部の地域だけで部分日食になる見通しです。