国連は18日までに、中東イエメンの沖合で30年間以上、放置状態となっている超大型石油タンカー「FSOセイファー」が積載する原油約100万バレルを他の巨大タンカーに移す計画を明らかにしました。
船体が老朽化しており、油の漏出による海洋汚染発生などの防止措置となっています。国連は原油を引き取る二重船体式の巨大タンカーを既に購入しました。このタンカーは新造で価格は5500万米ドルでした。
国連によると、セイファーが積んでいる原油の量はタンカー「エクソン・バルディーズ」が以前に起こした事故での原油流出量の4倍となっています。タンカーの漏出事故としては5番目の規模の災害になり得ると警告しました。
シュタイナー総裁によると、油の移送作業は5月に計画。