プーチン大統領と親しい関係にあるとして欧米の音楽業界から追い出されている、ロシアの世界的指揮者が北京で公演を開きます。
ロシアの世界的な指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏とマリインスキー劇場管弦楽団は、27日から北京で3日間の公演を開きます。
プーチン大統領の「友人」とされるゲルギエフ氏は、ロシアのウクライナ侵攻を黙認しているとして、ドイツの有名オーケストラのポストを解任されたほか、欧米の主要なホールでも降板を求める動きが相次いでいます。
今回の演奏会は習近平国家主席がロシアを訪問したタイミングで突然開催が発表され、文化芸術分野における中ロの連携強化を象徴するイベントとなります。