
そして闘病を踏まえ「苦しいことの方が多かったし、自分がどうあるべきか悩んで本当にいろんなことを考えて過ごした4年間だった。生きるか死ぬかを経験し、誰よりも充実した4年間だった」と振り返りました。
競技に復帰し出場した東京オリンピックについては「選考を兼ねた日本選手権で、シンプルに楽しみ『ただいま』という気持ちで臨もうと思った結果がオリンピックにつながった。純粋な気持ちを忘れずにこれからも取り組みたい。必死にやり続けることで結果も出せたし、今後の人生で糧になる」と話しました。
その上で「憧れられる女性になりたい」という社会人としての目標を掲げ、「水泳でも病気からも学ぶことがたくさんあったし、少し優しくなれた自分もいるかもしれない。これから長い人生を歩んでいく上で、自分がつらいときに励ましてくれた方たちにお返しするようなつもりでいろんな人たちに恩返しをしていければ」と抱負を語りました。









