日本とロシアの間で行われた北海道沖のサケとマスの漁業交渉で、今年の漁獲枠は去年と同じ2050トンで妥結しました。
日本の排他的経済水域でのサケ・マス流し網漁は、ロシアの川で生まれた魚が多いため、毎年、日本とロシアで交渉して操業条件を決めています。
去年はウクライナ侵攻の影響で交渉が遅くなりましたが、今年は例年通りの開催となりました。
日ロ関係が悪化するなか、交渉は漁業に絞って行われ、今年の漁獲枠は去年と同じ2050トン、ロシアに支払う漁業協力費は漁獲高に応じて2億円から3億円余りとすることで妥結しました。
これにより、北海道のサケ・マス漁は例年通り来月10日解禁となりそうです。