大相撲春場所初優勝の関脇霧馬山「来場所もふた桁勝ちたい」 - Easy News

大だい相撲すもう春場所はるばしょで初はじめての優勝ゆうしょうを果はたした関脇せきわけ霧きり馬山まやまが、千秋楽せんしゅうらくから一いち夜や明あけて会見かいけんを行おこない、大関おおぜき昇進しょうしんがかかる来場らいじょう所しょに向むけて、「ふた桁けた勝かちたい」と意気込いきごみを示しめしました。

霧きり馬山まやまは、26日にちまで行おこなわれた春場所はるばしょで星ほしの差さ1つで追おっていた小結こむすび大栄おおえ翔しょうに結むすびの一番いちばんで勝かって12勝しょう3敗はいで並ならび、さらに優勝ゆうしょう決定けってい戦せんで物言ものいいがつく相撲すもうを制せいして、初はじめての優勝ゆうしょうを果はたしました。

霧きり馬山まやまは、優勝ゆうしょうから一いち夜や明あけて大阪おおさか堺さかい市しの宿舎しゅくしゃで会見かいけんし、「小ちいさいときにテレビで見みていた賜杯しはいを自分じぶんがもらうとは思おもわず、最高さいこうだった」と率直そっちょくな心境しんきょうを語かたりました。

初はつ土俵どひょうからおよそ8年ねんを振り返ふりかえり、「最初さいしょは、日本にっぽんのことばがわからず生活せいかつにも慣なれず、相撲すもうの世界せかいは思おもったより厳きびしかった。何なん回かいも帰かえりたいと思おもったが、ここまで頑張がんばってよかった」と、心境しんきょうを語かたりました。

霧きり馬山まやまは、先さき場所ばしょは小結こむすびで11勝しょう、今こん場所ばしょは関脇せきわけで12勝しょうを挙あげ、この2場所ばしょの勝ち星かちぼしを「23」としました。

大関おおぜき昇進しょうしんの目安めやすは、三さん役やくで直近ちょっきん3場所ばしょの勝ち星かちぼしの合計ごうけいが「33」とされていて昇進しょうしんがかかる5月つきの夏場なつば所しょについて、「ふた桁けた勝かちたい。大関おおぜきはすばらしい人ひとしか上あがれないと思おもうが、大関おおぜきと考かんがえていくのではなく、いつもどおり稽古けいこして、いつもどおりやっていきたい」と意気込いきごみを示しめしました。

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