市街地に落下すると甚大な被害をもたらすことから「シティーキラー」と呼ばれる小惑星の一つが今週末、地球に最接近します。ただ、地球と月の軌道の間を安全に通過する予定です。
小惑星「2023 DZ2」は米国時間25日夕(日本時間26日未明)、地球から17万キロの距離を通過します。月は地球から約38万4400キロ離れた位置にあります。
小惑星の大きさは40~100メートルです。「シティーキラー」の名前通りに都市を壊滅させることはない見通しですが、それでも今回の接近は注目に値すると専門家は指摘しました。