Japanese News: 渡辺徹さんのお別れの会親交あった人たちが別れ惜しむ東京

渡辺わたなべ徹とおるさんのお別わかれの会かい親交しんこうあった人ひとたちが別わかれ惜おしむ東京とうきょう

Mar 28, 2023 17:03

Furigana

去年きょねん11月つきに亡なくなった俳優はいゆうの渡辺わたなべ徹とおるさんのお別わかれの会かいが28日にち、東京とうきょう都内とないで開ひらかれ、親交しんこうのあった人ひとたちが別わかれを惜おしみました。

渡辺わたなべ徹とおるさんは茨城いばらき県けん出身しゅっしんで、1981年ねんに民放みんぽうの人気にんきドラマ「太陽たいようにほえろ！」で刑事けいじ役やくとしてデビューし、親したしみやすい人柄ひとがらで司会しかい者しゃなどとしても幅広はばひろく活躍かつやくしましたが、去年きょねん11月つき、敗血症はいけつしょうのため61歳さいで亡なくなりました。

お別わかれの会かいは都内とないで開ひらかれ、“太陽たいようのような徹とおるさんが舞台ぶたいに現あらわれるイメージ”でデザインされた祭壇さいだんには、妻つまで俳優はいゆうの榊原さかきばら郁恵いくえさんとともに好すきだったという、鮮あざやかな色合いろあいの花はなが渡辺わたなべさんの遺影いえいを囲かこむように飾かざられました。

会かいの中なかで、郁恵いくえさんは「この会かいのためにいろいろな人ひとが関かかわってくれた姿すがたを見みて、徹とおるさんが皆みなさんに愛あいされ、向き合むきあってきたことが分わかりました」とあいさつしました。

28日にちは、親交しんこうのあったおよそ1200人にんが花はなを手向たむけて別わかれを惜おしんだということです。

会かいのあと、渡辺わたなべさんが企画きかくするお笑おわらいライブに出演しゅつえんしていたタレントの友とも近こんさんが取材しゅざいに応おうじ、「闘病とうびょう中ちゅうでも人ひとの体調たいちょうを気遣きづかったり、闘病とうびょう明あけに舞台ぶたいを見みに来きてくださったり、人ひとを大事だいじにする人ひとでした。とにかくボケたがりで、毎回まいかい話ばなしにオチをつけて幸しあわせにしてくれました」と渡辺わたなべさんの人柄ひとがらをしのびました。

また、渡辺わたなべさんが所属しょぞくする劇団げきだん「文学ぶんがく座ざ」の代表だいひょうで、俳優はいゆうの角野かくの卓造たくぞうさんは「劇団げきだんでは一いち日にち中ちゅう一緒いっしょにいたので、徹とおると暮くらしていたという感覚かんかくがあります。彼かれがいるだけで雰囲気ふんいきが変かわり、兄貴あにき肌はだでみんながついてくる、劇団げきだんにとって大おおきい存在そんざいでした」と語かたりました。