米コロラド州で最近、貸別荘に滞在していた男性が敷地内の温水浴槽でピューマに襲われ、頭に軽傷を負ったことが分かった。
コロラド州の公園・野生生物局が発表したところによると、現場は同州ナスロップから西へ約8キロの、木が生い茂った地区。男性は18日、妻と一緒に温水浴槽に入っていた時、正体不明の動物に頭をつかまれた。
夫婦は大声を上げて動物に湯をかけた。妻が懐中電灯で照らし、相手はピューマだと分かった。
ピューマは逃げ出し、2人は無事に貸別荘へ戻った後、オーナーに連絡した。オーナーはたまたま公園・野生生物局に勤務していて、職員らに注意喚起したという。
男性は頭を引っ掛かれましたが、治療は辞退した。職員らはピューマによる傷であることを確認した。
ただちに捜索したが、この日は氷点下の気温で地表の雪が凍り、足取りはつかめなかりました。貸別荘の近くにわなを仕掛けたが、当局は26日の時点でピューマが見つかっていないことを確認した。