発足式には、小学生から高等専門学校までの子どもや若者、合わせて6人も出席し、「こども家庭庁」の看板に使う文字を、それぞれ筆で1文字ずつ書いていきました。
こども家庭庁はおよそ400人の体制で1日発足し、3日から業務を本格的にスタートしました。
小倉こども政策相「ことしを『こどもまんなか元年』にしたい」
親子連れなどから期待の声
都内から家族で訪れていた小学6年生の男子児童は、「こども家庭庁ができたのは知りませんでしたが、子どもには子どもなりの意見があるので、考えてほしいなと思っていました。日常で接する大人以外に、いろいろなことに協力してくれるこども家庭庁ができたのはうれしいです」と話していました。
母親と新潟から訪れたという中学1年生の女子生徒は、「こども家庭庁ができたのはいいことだと思う。子どもが楽しく過ごせるような政策を実施してほしい」と話していました。
また、母親は「子どもたちの環境が昔とだいぶ変わってきて、家の周りでも以前は普通にかくれんぼをしていましたが、最近はあまり大きな声で遊んだりできないという話もあります。子どもの声を聞いて子どもが遊びやすい環境になってほしい。ただ、もう少し早く対策して欲しかったと思います」と話していました。
生後7か月の子どもを育てる21歳の女性は、「子どもたちの意見を反映させる省庁ができるのは、子どものためにもすごくよいことだと思います。子どもがまだ小さいので、保育園での先生の虐待も怖いなと思っていたのでいいと思います」と話していました。