システム障害によって
先月28
日、
全国各地のATM=
現金自動預け払い機の
利用ができなくなった「みずほ
銀行」は、3
月1
日朝から
全国の
店舗で
通常どおりATMを
稼働させています。
銀行の
店舗の
外にあるATMも
順次稼働させていますが、
確認が
終わっていない
所もあり
作業を
急いでいます。みずほ
銀行は、1
日朝7
時から
全国の
店舗で
通常どおりATMを
稼働させました。
東京 渋谷の駅前の店舗には早速利用客が訪れ、60代の男性は「預金残高の確認に来ました。システム障害は困ります」と話していました。
みずほ銀行では28日、全国各地のATMが利用できなくなるシステム障害が発生し、その規模は28日夜の時点で全体の半数以上に当たる2956台に上りました。
復旧作業は28日夜のうちに終わり、全国の店舗に加えて、商業施設など銀行の店舗の外のATMも順次稼働させています。
ただ、午前10時の時点で店舗外にある28か所のATMについては担当者による確認が終わっておらず、作業を急いでいます。
銀行では、ATMに取り込まれた預金通帳やキャッシュカードの返却を進めるほか、システム障害の影響で利用できず、代わりにコンビニなどのATMを使った客には手数料分を返金するとしています。
ただ、利用客からは「対応が遅い」などという批判も上がっており、事態を重く見た金融庁はみずほ銀行に対し原因や再発防止策などについて報告を求めるため、法律に基づく「報告徴求命令」を出す方針を固めました。
みずほ銀行は1日午後、事実関係や今後の対応などを説明する場を設けることにしています。