社会全体で
男女が
平等になっているかを
聞いた
民間の
調査で「
男性のほうが
優遇されている」と
回答した
人は
男性が54%だったの
に対し、
女性は20
ポイント以上高い75%にのぼり、
男女の
間で
意識に
大きな開きが
あることがわかりました。
この調査は
電通総研が
先月、
全国の18
歳から79
歳までの
男女3000
人を
対象に
行いました。
それによりますと「社会全体で男女が平等になっているか」を尋ねたところ「男性が優遇されている」と「どちらかというと優遇されている」と答えた人は、男性で54.1%だったのに対し、女性は20ポイント以上高い75%に達し、男女の間で意識に大きな開きが見られました。
また、
▽「企業の管理職の女性の比率が30%になるのは何年後か」という問いに対しては、回答の平均が24.7年後。
▽「女性の総理大臣が誕生するのが何年後か」という問いでは27.9年後となりました。
一方で、
▽「男女の平等に向けて真剣に取り組むべきと思うか」という問いに対しては、「そう思う」と答えた人と「ややそう思う」と答えた人は78.4%に達しました。
電通総研は「男女の違いによる格差を実感する人の姿が明らかになった」としたうえで「平等に向けて取り組む機運は、世代を超えて高まっている」として、格差の解消に向けた取り組みが求められているとしています。